夜のまにまに

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上映スケジュール

2024年以降、東京の劇場より全国順次公開。

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trailer

intro

舞台は大阪、
映画館でのボーイミーツガールを描いた物語

大阪の映画館、第七藝術劇場の協力を得て、映画館で出会った男女が再会をきっかけに徐々に惹かれあっていく様を描く。
『グッドライフ』『きみはいい子』『ちはやふる』シリーズなど子役から活躍し、『仮面ライダーガッチャード』加治木涼役でも注目の加部亜門。 『猫は逃げた』『SUPER HAPPY FOREVER』『ココでのはなし』『走れない人の走り方』など多数の主演作が公開されている山本奈衣瑠。 魅力的な俳優二人がW主演を務める。
監督は、前作『凪の憂鬱』が第37回高崎映画祭で新進監督グランプリ・最優秀新進俳優賞(辻凪子)を受賞し、国内外の映画祭で注目されている磯部鉄平。
共演は黒住尚生、永瀬未留、辻凪子、岬ミレホ、日永貴子、木原勝利、川本三吉、辰寿広美、時光陸、大宅聖菜、緒方ちか。
書き下ろし主題歌は、大阪出身のアーティスト、奇妙礼太郎が歌う「朝までのブルース」(作詞・作曲:早瀬直久)。
監督の地元・大阪を舞台に真面目だがどこか物憂げな青年と、破天荒なほど行動的な女性が織りなす、少し変な二人のラブストーリー。

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story

どこか人任せなフリーターの新平(加部亜門)は、幼馴染で彼女の咲と別れた日、訪れた映画館で佳純(山本奈衣瑠)と出会う。
意気投合し、夜の街で一緒に過ごす二人。
しばらくすると、新平のバイト先のカフェで佳純が働き始める。
再会に驚く新平だったが、佳純から“彼氏の浮気調査を手伝ってほしい”と頼まれ、探偵の真似ごとをする羽目に。
強引な佳純に振り回されながらも、新平は少しずつ彼女に惹かれていくが……

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cast

加部 亜門

加部 亜門

Kabe Amon/新平役

2003年、東京都出身。子役から俳優として活躍し、ドラマ『グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜』では反町隆史の息子役を演じ、映画『きみはいい子』(監督:呉美保)、『ちはやふるー上の句―/―下の句―』(監督:小泉徳宏)などの話題作に出演した加部亜門。『おおかみこどもの雨と雪』(監督:細田守)では声優としても活躍するほか、現在は毎週日曜テレビ朝日系で放送中の『仮面ライダーガッチャード』に加治木涼役で出演中。

COMMENT

その瞬間を忘れる前に走り出さなければいけない時がある。
自分が新たな場所に足を着けた時、自分の中に居るもう一人の自分は何と言うのだろうか。新平にとっての大人とはなんだろうか。
出会いも別れもまた逢う時も、ゆっくりと流れる車窓のように、人生という一つの帯の中では等しく大切で暖かいのだろう。
左手にマニキュアを塗るようにいとも簡単に愛を伝えられたら、そう思う夜も悪くないだろう。

山本 奈衣瑠

山本 奈衣瑠

Yamamoto Nairu/佳純役

1993年、東京都出身。モデルとしてキャリアをスタートし、雑誌やCM、ショーと活躍し、2019年より俳優活動を始める。その傍ら、自ら編集長を務めるフリーマガジン『EA magazine』を創刊するなどクリエイターとしても精力的に活動している。
2022年3月18日公開の映画『猫は逃げた』(監督:今泉力哉)にオーディションを経て、主演に抜擢。今後、映画『ココでのはなし』(監督:こささりょうま)、『走れない人の走り方』(監督:蘇鈺淳)とそれぞれ主演を務めた2作の長編映画を含む多数の待機作がある。

COMMENT

悲しい事があった時、面白い事があった時、誰かに言いたい聞いてほしい。
一人ではどうにも出来ない 、他人からしたら小さな出来事。
何かとの関わりを無理やり手で掴みながら自分なりの正解を探していく、可愛らしくて不器用な人間達の色んな夜。
私は、笑えるけど誠実で自由な佳純を演じました。
夜、一人で考え事をしたり思い出し笑いしたりして歩いたどこかの帰り道の様な映画です。 是非見て下さい!^^

music

奇妙 礼太郎

Kimyo Reitaro/主題歌「朝までのブルース」

COMMENT

世界で自分だけひとりぼっちだとしても、
映画館へ行けば君の席はあるんだよ。
座ればいいよ。

早瀬 直久

Hayase Naoki/作詞・作曲

COMMENT

どうにもならない時間にこそ、自分のどうしようもなさを触ることができる。
その時は、いつかきっと夜は明ける、なんて聞きたくない。
眠るはずの夜、朝が来るまでの間に、この曲を書きました。

staff

永井 和男

永井 和男

Nagai Kazuo/脚本

1990年大阪生まれ。テレビ番組制作会社を経てフリーへ。2015年、『くさいけど「愛してる」』がしたまちコメディ大賞2015勝手にサポーター&観客賞など国内外20以上の映画祭にて上映された。2019年、監督した『この街と私』が第11回沖縄国際映画祭にてワールドプレミアされた。2022年3月より監督作3本がアップリンク吉祥寺他にて劇場公開された。また、磯部鉄平監督作品では『予定は未定』『オーバーナイトウォーク』『コーンフレーク』『ミは未来のミ』『凪の憂鬱』等にて脚本を担当している。

COMMENT

人はいつでも、追いかけてしまう。
必死になって、追いかけてしまう。
そんな自分が嫌になって、一度立ち止まっても
気づくとまた、追いかけてしまう。
夜が過ぎて明るくなって
見えなくなって、眠りにつくまで。
そんな彼らの朝までのブルース。

磯部 鉄平

磯部 鉄平

Isobe Teppei/監督

ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。小谷忠典監督のドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品』(2015)に海外撮影スタッフとして参加。帰国後は映像フリーランスとして企業VP、MVのディレクターや、インディーズ映画のスタッフとして活動する。2016年から映画製作を開始。国内外の映画祭に多数入選、受賞する。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて3年連続受賞という快挙を成し遂げ、今後飛躍が期待される映画監督。

COMMENT

上手くいったことや失敗したこと。
笑ったことや悲しかったこと。
夜、もう1人の自分と会話しながら歩く。
いつの間にか声が出てて、怪しいけど。
『コーンフレーク』と『凪の憂鬱』。
これまでの2本の映画を観てくれて、一緒にやろうと言ってくれたスタッフの皆さん。
そして新しく出会った素敵な俳優さんたちと、新しい映画をつくりました。

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